※このブログでは主に看護学生さん向けの話をしていますが、
全ての「学校を辞めたい」と思っている方についても当てはまる事かと思いますので
幅広い方に読んでもらえたらと思います。
この記事は、
・まさに今「学校を辞めたい」と思っている
・学校を辞める事について悩んでいる
・自分ではないが、家族や友人が学校を辞める事について悩んでいる
こういった方に読んでいただきたいと思っています。
先に簡単に私の話を簡単にしますね。
プロフィールに看護大学卒業と書いていますが、看護大学には一度社会人になってから入学しました。
そして国家試験に受かって看護師になったのですが
高校卒業してすぐに現役で入学した作業療法士の学校を中退しています(;・∀・)
その際、学校を退学するまでに行った事について書いていきます。
まず、今の気持ちを整理する
まず、ご自分の今の気持ちについて整理します。
・学校を辞めたい理由
・学校に行きたくないと思っている・現在行けていない理由
「どうして学校を辞めたいと思っているのか」という事について改めて自分自身で考えてみましょう。
そして、「それは本当に学校を辞めるに値する理由かどうか」について再検討します。
「今の学校に通っているうちに、自分が本当にやりたい事が別にある事に気づいた」というようなプラスな考えで退学を考えられるのであれば、すぐに学校を辞め 別の道に進まれるほうが良い事もあります。
「なんとなく学校に馴染めない」「学校がつまらない」「勉強する気が起こらない」等の理由で悩まれている方については、
即決せずに少し立ち止まってゆっくり考える時間が必要な事もあると思います。
「学校でいじめられている」というような理由の方も、すぐに退学を考えるのではなく
その学年が合わなかっただけで、1年休学して復学したら状況が違っている可能性もあります。
今、学校を辞めた後の事について考えてみる
もし気持ちに若干の余裕がある場合、学校を辞めた後の事について考えておいたほうが良いです。
すぐに分かってくる具体的なデメリットとしては、
・学生という肩書を失い、無職になる
・奨学金を借りていた場合、一括返済しなければいけない
・学校を辞めた後にしばらくする事がない
・学校を辞めてそのまま引きこもるリスクがある
このようなデメリットが挙げられるかと思います。
※「今すぐに学校を辞めなければ自ら命を絶ちそうだ!」という程に追い詰められている方は、
先の事やデメリット等を考えるより、まず休学・退学を考えましょう。
命が無くなってからでは遅いです。
もし、学校を辞めた後にやりたい事や別の学校へ入学・編入したい等が決まっている場合は
そちらの手続きについても併行して行います。
私の場合は作業療法士の学校を辞めてすぐに別の学校(Web・DTPデザイン系)への入学を決めていました。
学校を辞める前に「休学」を考えてみる
・今すぐ退学する事に迷いがある
・今は学校に行きたくない状態だが、少し休めばまた行けるようになるかもしれない
このような状態の方は、退学される前に一旦休学を考えてみても良いと思います。
休んでいる期間中に一度自分の状況について見つめ直し、
本当に学校を辞めるべきか、自分が本当にやりたいと思っている事などについて考え直してみても良いかもしれません。
それでも学校を辞めたいという意思が固い場合
ここからは、実際に「学校を辞める!」という事についてお話します。
両親に「学校を辞めたい」という意思については話をします。
特に、両親に学費や学校に行くために掛かる費用の一部などを払ってもらっている場合で
「勝手に学校を辞めてきた」となった場合、後々家庭内で揉める事も予想されますので
両親や保護者に当たる方には、学校を辞める前に必ず話をしておきましょう。
両親と話をして本格的に学校を辞める事になったら、
学校に話をしに行きます。
その際に退学届けなど、必要な書類も貰ってくると良いです。
直接話をするのが難しい場合は、まず電話で伝えておきましょう。
書類については後日学校に取りに行くか、学校によっては郵送でも対応してもらえる場合があります。
退学届けを始め、学校に提出すべき書類を提出します。
※郵送で対応可能な場合もあります。
図書館の本や学生証など、学校に借りていたものや返却が必要なものは返しておきましょう。
クラスメイトに借りていた物なども返却します。
自分が借りていたロッカーなどはアルコールティッシュで丁寧に掃除をして返却するようにしましょう。
学校に置いている自分の荷物を持ち帰ります。
ロッカーの清掃は前述の通り、丁寧に行いましょう。
退学を考える方にオススメしたい本
だから、あなたも生き抜いて
いじめられ、自殺未遂からの生還、暴力団組長の妻を経験し、背中に大きな入れ墨まで入っている著者が
一念発起し司法試験に一発合格。弁護士になるまでの実話です。
かなり前に話題になり、私も実際読みました。
どんなドン底からでも人間、頑張ればきっと這い上がれます。そんな勇気をくれる本。
あえてレールから外れる。逆転の仕事論
何かをしようとしている人の後押しになるような内容の本です。
安定した道を自ら外れ、「自分が本当にやりたい事」を自分で勝ち取っていった人たちの話が書かれています。
やりたい事のために学校を辞める決断をする方にはピッタリな内容だと思います。
ざっくりですが、このような感じになると思います。
退学を考えている方の参考になれば幸いです。
![](https://www.kango-nurse.blog/wp-content/uploads/2021/03/看護師目つむり.jpg)
学校を辞めるという決断は、その後の人生を左右する大きな決断になる場合が多いです。
ゆっくり考えられ、自分にとって後悔のない選択になる事を祈っています。